今朝（平成29年5月17日）の毎日新聞の朝刊に人材サービス会社アイデムの調査で「無期転換ルール」について非正規社員の58.6％が制度の存在を知らないとの結果が出たという記事が掲載されていました。

「無期転換ルール」というのは、2013（平成25）年4月施行の改正労働契約法に定められた規定で、同じ雇用主との契約を繰り返し更新し、通算5年を超えて6年目に入った段階で、雇用期間の定めのない無期契約を申し込む権利を得られるというものです。そして、この申し込みがあった場合には企業側は拒絶できないとされています。2013年4月以降の契約が対象となっており、施行から5年後の2018（平成30）年4月から適用が始まることになっています。

適用は間もなくですから働く人（労働者）も雇う側（企業）もこの制度の確認や対応が必要です。

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